平田弘史先生に『YARIMAN HUNTER』の題字を書いていただきました!!
- 2018/06/08
- 21:37
はじめまして、『YARIMAN HUNTER』助監督のKと申します。
映画クランクアップまであともう一息、というところで皆様にお知らせです。
なんと『YARIMAN HUNTER』の題字を平田弘史先生に書いていただきました!
平田先生といえば劇画界の第一人者。
『血だるま剣法/おのれらに告ぐ』や『駿河城御前試合(上・下)』
といった素晴らしい作品を数多く描かれた先生。
そして、映画版『AKIRA』の題字でも知られる書道家でもあります。
映画のタイトルデザインって大切ですよね。
そんなわけで、
平田先生に是非題字を!
という運びになりました。
私が平田先生の大ファンでゴリ推ししたということもありますが。
まずとあるルートから先生に映画の題字の件を伝えていただき、
こちらからもご連絡。
お電話をすると快くご了承いただけました。
が、その時点では、
『YARIMAN HUNTER』というタイトルは伝えられず………。
こんな馬鹿馬鹿しい題字を書いて欲しいと伝えたら電話の時点で断られるかも知れない。
ということで、
当日までタイトルはお伝えできず。
行って駄目だったらしょうがない!
いざ、先生のご自宅兼アトリエへ。
品川駅を迷いながら、
静岡方面に向かう電車にやっと乗り、
片道2時間半ほど揺られつつ、
頭の中を巡る不安……。

こんな著名な先生に(あと大ファンだし)、
『YARIMAN HUNTER』なんていう、
ゲスい上にそこそこ文字数があるタイトルを書いてもらえるのだろうか……。
先生が激怒したらどうしよう……。
とドキドキでしたが、ついにご自宅兼アトリエに到着。

アトリエにつくと奥様と先生が迎えてくださり
『YARIMAN HUNTER』って文字を書くんですね、はいはい
っといった感じでなんの疑念も抱かず
すぐに準備
不安に思っていたこちらを恥じるばかりでした。先生、申し訳ありません!
さっそく映画の内容と文字のイメージを伝えると、
椅子に座り、しばし静思した後、

立ち上がり、勢いよく筆を運んでいく………!
1枚目は綴りを間違えてしまったのでやり直し。
続いて2枚目を書き終えると、
「うーん」と唸りつつ、納得いかないご様子。
さらにイメージを膨らませ、いざ3枚目へ。

3枚目を書き上げると、先生は文字をじっと眺め、
「他に書きようがねぇなぁ」と。
そうなんです、3枚目が完璧過ぎました……。

書き上げた文字を、なんども見ては、
「書きようがねぇなぁ」を連呼する平田先生。
さらに、一文字一文字の解説もしてくださいました。
奥様に聞いたところ普段は平均そて7枚くらいで仕上がるそうで、
10枚書いても気に入らないときもあるそう。
3枚で書き上がったことに先生も高揚なさり、
文字を眺めながらテラスで祝杯とあいなりました!

というわけで、
3枚目で先生も絶賛する題字が書き上がりました。
撮影もこんなにすんなりいけば………。
公開は来年になりそうですが、
先生の題字に恥じない映画に致します。
本当にありがとうございました!

平田弘史、『YARIMAN HUNTER』を書く!!
映画クランクアップまであともう一息、というところで皆様にお知らせです。
なんと『YARIMAN HUNTER』の題字を平田弘史先生に書いていただきました!
平田先生といえば劇画界の第一人者。
『血だるま剣法/おのれらに告ぐ』や『駿河城御前試合(上・下)』
といった素晴らしい作品を数多く描かれた先生。
そして、映画版『AKIRA』の題字でも知られる書道家でもあります。
映画のタイトルデザインって大切ですよね。
そんなわけで、
平田先生に是非題字を!
という運びになりました。
私が平田先生の大ファンでゴリ推ししたということもありますが。
まずとあるルートから先生に映画の題字の件を伝えていただき、
こちらからもご連絡。
お電話をすると快くご了承いただけました。
が、その時点では、
『YARIMAN HUNTER』というタイトルは伝えられず………。
こんな馬鹿馬鹿しい題字を書いて欲しいと伝えたら電話の時点で断られるかも知れない。
ということで、
当日までタイトルはお伝えできず。
行って駄目だったらしょうがない!
いざ、先生のご自宅兼アトリエへ。
品川駅を迷いながら、
静岡方面に向かう電車にやっと乗り、
片道2時間半ほど揺られつつ、
頭の中を巡る不安……。

こんな著名な先生に(あと大ファンだし)、
『YARIMAN HUNTER』なんていう、
ゲスい上にそこそこ文字数があるタイトルを書いてもらえるのだろうか……。
先生が激怒したらどうしよう……。
とドキドキでしたが、ついにご自宅兼アトリエに到着。

アトリエにつくと奥様と先生が迎えてくださり
『YARIMAN HUNTER』って文字を書くんですね、はいはい
っといった感じでなんの疑念も抱かず
すぐに準備
不安に思っていたこちらを恥じるばかりでした。先生、申し訳ありません!
さっそく映画の内容と文字のイメージを伝えると、
椅子に座り、しばし静思した後、

立ち上がり、勢いよく筆を運んでいく………!
1枚目は綴りを間違えてしまったのでやり直し。
続いて2枚目を書き終えると、
「うーん」と唸りつつ、納得いかないご様子。
さらにイメージを膨らませ、いざ3枚目へ。

3枚目を書き上げると、先生は文字をじっと眺め、
「他に書きようがねぇなぁ」と。
そうなんです、3枚目が完璧過ぎました……。

書き上げた文字を、なんども見ては、
「書きようがねぇなぁ」を連呼する平田先生。
さらに、一文字一文字の解説もしてくださいました。
奥様に聞いたところ普段は平均そて7枚くらいで仕上がるそうで、
10枚書いても気に入らないときもあるそう。
3枚で書き上がったことに先生も高揚なさり、
文字を眺めながらテラスで祝杯とあいなりました!

というわけで、
3枚目で先生も絶賛する題字が書き上がりました。
撮影もこんなにすんなりいけば………。
公開は来年になりそうですが、
先生の題字に恥じない映画に致します。
本当にありがとうございました!

平田弘史、『YARIMAN HUNTER』を書く!!
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